グスタフクリムト

グスタフ・クリムトは、オーストリアの画家。 クリムトの作品は、甘美で妖艶なエロス、赤裸々で官能的なテーマを描く。また、「ファム・ファタル」(宿命の女)というのも多用されたテーマである。『接吻』に代表される、「黄金の時代」の作品には金箔が多用され、絢爛な雰囲気を醸し出している。クリムトはかなりの数の風景画も残している。殊にアッター湖付近の風景を好んで描いた。正四角形のカンバスを愛用し、平面的、装飾的でありながら静穏で、同時にどことなく不安感をもたらすものである。

グスタフ・クリムトは1862年にウィーン郊外のバウムガルテンに生まれ、工芸学校で石膏像のデッサンや古典作品の模写を中心とした古典主義的な教育を受けた。 ウィーン市からの依頼を受け1888年に製作した『旧ブルク劇場の観客席』は観劇する当時のウィーン社交界の人々を正確に描き第一回皇帝賞をうけるなど高く評価された。すでに装飾家として名声を得ていたクリムトは1894年にウィーン大学大講堂の天井画の制作を依頼される。『学部の絵』と名づけられたこの天井画は『哲学』、『医学』、『法学』の3部からなる。クリムトは1902年に開催された分離派によるベートーヴェン展に大作『ベートーヴェン・フリーズ』を出品したが反感を買う。 (1862年7月14日 – 1918年2月6日)

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